Twitter覚書「アルバム制作における個人的意見及び考察」

Twitterにつぶやいた意見やメモ書きを忘れないうちに、ブログに改めて書いておきます。
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お題:「Q & A的な、アルバム作成、構成時に考えていること」
Q:
・シングル的なものは9割以上の部分がベタで、1割の意外性があるかないかで耳に残るかが決まる気がする。ただそんな曲ばかりだと今度は飽きてしまうから、その割合を変化させることでアルバムのバランスが整うのかなと思う
A:
・アルバムはそういう考え方あります。聴き入り易いポイントや中弛みみたいな適当に流すポイントがあるので、曲の配置で緩急付けることもあります。
・アルバムを作る際、必ずと言って良い程耳に入れやすいのは一曲目。なので、アルバム収録のコンセプト代表のようなCDの「顔」となる曲が比較的適してます。(ただし作りたいコンセプトや信条によってはこの限りではないです)。
・アルバムの曲数を10曲とし、ウリとなるメインの曲を8曲目に配置。さらに全体が似た曲調で構成されている場合、飽きがきて視聴回数が減るポイントはおよそ407曲目。そのため、この辺りで雰囲気や速さ、ノリを変えた曲調の曲を入れることにより、全体が締まり聴きやすくなると経験的に感じます。
Q:
・iTunes等の曲DLがあるとアルバムの意味が薄くなるのでは?
A:
・最近の音楽市場的にはiTune等へのDL購入が盛んになり、その影響で、徐々にアーティスト毎から個々の曲へ移行している動きがあると感じます。
・すると、アルバム全体(CDケース含めた仕掛け)を「一作品」とした物なんかは、収録曲単体になると途端に弱くなる…なんてこともあるのかなと(アルバムは互いの位置関係で良さを引き出してるので)。結果的に単体でパンチのある曲に売り上げが推移してるのも頷けます。
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以上、覚書でした。まだ他にもあるぞよ。そのうち載せます。

M3近況と”CDを売り込む戦略と考察”

さてさて、またまた1か月ぶりとなってしまいましたが、
M3 2009秋の近況をば。
まずは、プロデュースを行っている、
相方のCD宣伝です。
那津みかんオリジナルファーストアルバム
“Arcadia”
Arcadiaバナー
うちが担当していることは、
・CDの全体プロデュース
・CDデザイン関係
・マスタリング
・CDプレス
となっております。
出来る限り良い状態で皆様にお届けできればと思います。
さてさて、そんなCD販売に向けて、
「CDを売るという戦いには何が必要か」
という部分が必ず出てくると思います。
今回は、自分が今現在わかる範囲で立てられている幾つかの戦略についてご紹介したいと思います。
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・「CDを売り込むためには?」
まず、自分自身がお客さんの立場でCDショップに行っている所を想像してみましょう。
その時の自分が、特にこれを買うと決めていなかったとすると、
何を見て買おうと判断するでしょうか?
大抵が、「CDジャケット」、「全体のデザイン」、「商品陳列の状態」、「値段」
という4つの要素が非常に大きいのではないかなと思います。
「音楽」を何かしらの形で買おうと思った場合、
「どういった収録になっているのか?クオリティは?好み?音は?曲調は?」という情報が非常に大きいシェアを占めます。
ただし、あくまで「最初から買う予定でどこかでデモを聴いたり、曲を聴いたりした」という部分が大きいでしょう。
しかし、M3のような、即売会やインディーズなどになってくると、
いろんな所で「デモを聴かせる」という方法も重要ですが、
どのように魅せるかも重要になります。
とある所で非常に魅力的なデザイン、好みのデザインや飾り、
そして、「興味を引くCDタイトル」・・・
これらをふと見かけたら、
あなたはどう思い、行動しますか?(買うかどうかは別として)
つまり・・・
CDを見つけてもらってから自分の曲を聴かせるまでが勝負
ということになります。
人によっては、また、立場によっては、
純粋に曲で勝負したいんだ!!!という気持ちを強く持っている方も居ると思います。
そのためにも、まず前提として曲のクオリティの向上は常に持たなければならないと言うことも非常に大切です。
ですが、それと同様に、「人を惹きつける努力」というのも、
実は、非常に大事だったりするわけです。
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・「味方」を増やせ
さて、前述したように、「魅せ方」と「曲の内容」はどちらも大事と言いました。
しかしながら、ネット上や即売会では、
「コピー物」や「アレンジ物」の方が、人気が出やすいのも事実だったりします。
それは何故でしょう?
答えは、案外わかりやすかったりします。
「選曲した物の人気が高い」ということと、
「原曲を何かしらの形で知っている人が多い」という要素が絡んでいるからです。
ですが、だからといって、その原曲のチカラだけで、
非常に人気が出るかといったら、必ずしもそうはならないということも言っておきましょう。
このように、原曲の作り方が非常に上手く、また、広く人に既に受け入れられている曲が使われることに、
「売り込む要素の一つ」が入っているため、人気が出やすいと考えられます。
逆に言えば、オリジナル曲であっても、
リピーターが増加すれば安定するということも同時に言えることでしょう。
そう・・・味方とは、
制作スタッフはもちろんのこと、お客様のことです。
ただしこのお客様については、一見さんなどに拘って言っているのではなく、
身の回りの知人・友人・親戚のことです。
まずは、身の回りに味方を増やさずして、どうして他の味方が増やせるか・・・という感じでしょうか。(少々大袈裟表現ですが・・・)
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・”武器”を作れ
さて、実際に売り込むに当たって、やらなければならないことがあります。
何度か出しましたが、
「魅せ方というのが非常に大事と言いました。
しかし、一言で「魅せ方」と言っても、いろいろあります。
本当に音楽制作の腕に自信があるのであれば、
「曲だけで勝負!」というのも良いでしょう。
そういった、“コダワリ”も一つの要素です。
また、あまり腕に自信がないけど、「自分にはちょっと人をクスりとさせられる物がある」と思うのであれば、
“ネタ”というのもアリでしょう。
しかしながら、一番やりやすく、一番奥が深い”武器”が、
デザインでしょう。
しかし、こういった”武器”というのは、
数多に並んでいる商品の数々の中で「輝って見えてくる」のではないかと思います。
また、そういった”武器”というのは、非常に人を惹きつける要素があると思うので、ぜひとも”武器”を作ってほしいと思います。
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・継続して売っていきたいと思ったら
まず、とりあえず、即売会や、枚数を決めて完売した後に、
他に買いたい!というお客様が出てきたら、
是非とも大事にしてください。
また、アルバムやシングルなどのCDを何種類か出した際でも、
同様に何人も売り切れたけど買いたいというお客様が出たら、
予備プレス用に何枚も手持ちしておくと、
リピーターが確実に増えて、人気・知名度、共に上がってくるのではないでしょうか?
そうしたら、あとは突っ走るだけだと思います。
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と、こんな感じでまとまりきれていませんが、
自分が考えていることを書き出してみました。
あくまでTyokuNal個人の意見ですので、
受け止めすぎない程度にしていただけたら、幸いですw
と、そんな感じでこの辺で。